練り香水

ロクシタンの練り香水にハマって、いくつか集めていた。

ん〜♪いい香り♪

バラもいいけど、やっぱりバニラかなぁ(●´∀｀●)/

自分の部屋でひたすら匂いを嗅いでいると、母親がやってきた。

「わぁいい香り//それなに？」

「練り香水やよー。
お母さんバラの香り好きやっけ？あげる。」

「ほんと？サンキュー♪」

―数年後

「あっこれ、まだ使ってくれてるの？」

「うん。でもあんまり保湿性なくなってきたみたい。」

「はぁ？」

「だから、保湿性！」

「どういうこと？それ練り香水やんか。」

「えっ！！・・・どうしよう。
私リップバームかと思って職場の子が『私、くちびるカサカサで…』って言ってたから『じゃぁコレ塗ればいいよ』って練り香水塗らせちゃった・・・(￣□￣;)!!」

「・・・ばかぁぁぁΣ(￣□￣;)」

―後日、職場、

「ねぇねぇ、こないだくちびるカサカサやぁって言ってたでしょ。
あの後、具合悪くなったりしなかった・・・？」

「へっ？いえ！大丈夫です(о＾∇＾о)♪
どうしてですか？」

「えっ！いやいや、なんでもないのよ//ははは〜」

他に犠牲者が出る前に、他にもなにか勘違いしてるものはないか、母にあげたもの全部チェックしたい気分になった。